名医は薬だけに頼らない
何年か前、肩が痛くなって日常生活もちょっと辛い時期がありました。近くの病院の整形外科に行ったら湿布薬か痛み止めを出されました。
そこにすごくいいタイミングでなんと私の勤務する病院に「肩の名医」が来られたのです❗️
肩の名医の先生だったら手術とか言われるのかなって思っていたら、先生が指示されたのは、なんと「リハビリ」でした!
そして、私は作業療法士さんの肩のリハビリを数ヶ月受けました。固まっていた筋肉をゆっくり丁寧に伸ばしてくださいました。私の肩の痛みは完治してもう何年間も再発してません。
本当にあの先生と作業療法士さんには感謝しています。
それに対して❗️
前の精神科医院の先生が、ある日「保険上マイスリーがもう出せなくなったから同じような違う薬に変えるね」とおっしゃいました。
私は、えっ、私は保険で出なくなるほど飲んでるんや、それって危ないよね、と思い、次に出された睡眠導入剤も飲むのをやめました。
その時に私はマイスリーを一気断薬しましたが、その時に離脱症状が出ていても私は離脱症状と言う言葉すらも知りませんでした。
転院先の先生には、マイスリーが保険上出せなくなることはないよと言われました???
ずっと不思議に思っていて先日調べてみたら、
2018年度の診療報酬改正で、不安の症状又は不眠の症状に対するベンゾジアゼピン受容体作動薬の処方料、処方箋料に減算規定がもうけられ1年以上連続して同一の成分を同一用量で処方した場合減算される、つまり収入が減ることになっていたのです。だから先生はマイスリーを違う薬に変えたかったのでしょう。
これでほんの少し残っていた先生への信頼感は全て崩れ去りました。
その先生は、私が大うつ病で寝たきり同然の時に、近くの病院に転院したいと電話で言った時「地下鉄の駅を降りたらすぐなんだからこっちに来なさい!」と転院を拒否されました。
そして、昨年症状が落ち着いているので自分の勤務する病院に転院すると言った時には「家が遠いからあまり細かい薬の調整が出来なかった」と言い訳されたのです。はぁ?ですよね。
心も一緒なんだと思います。
薬が必要かどうか見極めて、危険な薬は最低限にして、固まってしまった心をゆっくり丁寧にほぐしていくという方法もあるはずです。
そんな精神科医に出会えるのは宝くじに当たるくらい難しいことかもしれませんが😢